- せいどう
- I
せいどう【世道】世の中で人の守るべき道。 せどう。IIせいどう【制動】動きを制すること。 ブレーキをかけること。IIIせいどう【成童】〔礼記(内則)〕一五歳以上の少年。IVせいどう【政堂】政治をとる建物。 転じて, 政府。Vせいどう【政道】〔「せいとう」とも〕(1)政治の道。 まつりごと。(2)取り締まること。 処置。 監督。
「十一二より外へ出さず~して/浮世草子・禁短気」
(3)いましめとどめること。 禁止。 禁制。VI「女のみだらは下々まで御~/浄瑠璃・宵庚申(上)」
せいどう【正堂】おもて御殿。 正殿。VIIせいどう【正道】人間としての道理にかなった正しい道。 道理にかなった正しいやり方。⇔ 邪道「~を歩む」VIIIせいどう【生動】書画などが生き生きとして動き出しそうに見えること。IX「気韻~」「わが感じたる物象を…画布の上に淋漓として~させる/草枕(漱石)」
せいどう【精銅】精錬したほぼ純粋の銅。Xせいどう【聖堂】(1)孔子をまつった堂。 聖廟(セイビヨウ)。 文廟。(2)東京都文京区湯島にある, 孔子その他の聖賢をまつった廟。 1632年江戸上野忍岡の林羅山の家塾に建てられたものを, 90年五代将軍綱吉が湯島に移した。 数度火災にあい, 現存のものは1933年(昭和8)に復興。 湯島聖堂。(3)キリスト教の教会堂。 司教座の置かれたものを司教座聖堂, または大聖堂と呼ぶ。 カテドラル。XIせいどう【聖道】聖人の道。XIIせいどう【西堂】〔仏〕(1)〔西は客の座る位置であることからいう〕禅宗で他の寺を隠退した長老で, その寺に来て教化を助けるもの。 西庵。→ 東堂(2)僧位の一。 住持の次に位し, 修行僧の指導にあたる。XIIIせいどう【青銅】(1)銅とスズとの合金。 また, 用途に応じてさらに亜鉛・鉛などを加えた銅合金を含めていう。 一般に銅やその他の非鉄金属に比べ鋳造性に富み, 耐食性に優れている。 ブロンズ。 唐金(カラガネ)。(2)銭(ゼニ)の異名。 [下学集]
Japanese explanatory dictionaries. 2013.